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犬や猫の多頭飼いをしている方は5人に2人。
単頭飼いをしている方で、多頭飼いをしてみたい方は50%以上なんだとか!
たしかに、たくさんのペットに囲まれた生活って、憧れますよね。
そこで今回は、多頭飼いに関する記事をご用意しました!
必要な準備や注意点などもまとめてみたので
「多頭飼いは楽しいことが多そうだけど、実際どうなの?」
と考えている方は、ぜひ最後までお読みください。
多頭飼いのメリットとデメリット
まずは多頭飼いのメリットとデメリットをご紹介します。
<多頭飼いのメリット>
- ペットに寂しい思いをさせないですむ
大きなメリットはこちら。
飼い主が外出しているとき、ペットは家でひとりお留守番…。
また、家にいても忙しくて一緒に遊んであげられないときもあるかと思います。
そんなとき、一緒に遊ぶ仲間がいれば、寂しさを紛らわせることができますよね。
- ペットの運動不足解消になる
普段動きたがらないシニアな犬や猫も、他の元気なペットたちの影響を受けて一緒に遊ぶようになるかも。
これはよい効果だといえるでしょう。
また、運動量の多いペットに合わせて遊べなかった飼い主にとってもメリットです。
ペット同士で遊んでいる分、飼い主は他の時間を有効活用できますよ。
- 先住犬をみてルールを学んでくれる
ペットのなかでも犬は賢い動物だといわれています。
全ての犬がそうだとは限りませんが、トイレの場所などを見て倣う場合があります。
しつけの苦労が倍になるかといえばそうでもないようです。
- 多頭飼いでしかみられない行動を観察できる
単頭飼いしていたら見ることのできないペットの生態を知れるかも!
たとえば、寒い時期に猫が複数で体を寄せ合う「猫団子」など。
そんなかわいい光景をみれるのは多頭飼いならではのメリットです。
<多頭飼いのデメリット>
- 費用がかかる
やはり気になるのはお金ですね。
多頭飼いすれば、その分費用がかかることがデメリットでしょう。
毎日のエサ代をはじめとした飼育費、予防接種の費用をはじめとした医療費など。
金銭的な負担がかかることは覚悟しておかなければなりません。
- スペースの確保が必要
ペットそれぞれの寝る場所や、トイレ、食事のスペースを2倍以上確保しなければなりません。
また、猫同士は基本、お互い距離を保てるスペースを好みます。
広い家でなければ、縦の空間を上手く使うなど工夫が必要です。
猫に限らず、ペット同士の仲が悪い場合は部屋を離してあげるなどの工夫も必要です。
そのため、家が狭いと多頭飼いはデメリットになるでしょう。
- 相性が悪い場合もある
SNSなどでみかけるペットたちは、犬も猫もなかよくて微笑ましいですよね。
しかし、すべてのペットがそうだとは限りません。
人に相性があるように、ペットにも相性があります。
一触即発になることもあるでしょう。
その場合は、単頭飼いに比べお世話が難しくなります。
- ペットが飼い主の愛情不足を感じるかも
先にいた先輩ペットは、後からきた新入りペットの存在を疎ましく思うこともあるかもしれません。
なぜなら、今まで自分だけに世話を焼いていた飼い主が、他のペットの相手もするからです。
お世話をしなければならいので、仕方のないことではあります。
しかし、多頭飼いをすることは先輩ペットのストレスになるかもしれないことを覚えておきましょう。
多頭飼いに必要な準備とは
次は、多頭飼いに必要な準備をご紹介します。
すでに先輩ペットを飼っている方、2頭以上を同時に迎え入れる方など、環境はそれぞれかと思います。
自分の状況に合った準備を想像しながら読んでみてください。
- 当分の間住環境がかわらないこと
引っ越しの予定がある方や、家族構成が変化するかもしれない方は、落ち着いてから多頭飼いをはじめましょう。
- ペットの健康チェック
家族として迎え入れる前に、健康診断をしましょう。
基本的な健康チェックはもちろん、感染症や寄生虫の有無も調べる必要があります。
もし病気が見つかったら、他のペットたちと顔合わせをする前に治療した方がよいでしょう。
- ケージやキャリーバッグの準備
対面時やお出かけのときなどに活躍するケージやバッグ。
頭数分準備しましょう。
- トイレの準備
猫の多頭飼いをする場合、トイレは頭数分+1つ準備しましょう。
他の猫のニオイがついたトイレは使いたくないのが猫の特性です。
犬は基本的に同じトイレでも問題ないといわれています。
しかし、トイレ時間が重なると大変です。
また、他のペットのおしっこが残っているところではしたくない犬もいます。
犬同士の様子を見てから、必要であれば用意しましょう。
他にもエサを入れる食器やベッドなど、基本的な使用物は頭数分準備しておくことをおすすめします。
<広い家で多頭飼いをしたいなら空き家がおすすめ>
「多頭飼いをするなら、スペースの確保までしっかりしたい!」
このように考えている方もいるでしょうか?
たしかに、特別広い家でなくとも多頭飼いはできますが、空間に余裕があった方がペットのストレスも少なくすみますよね。
この機会に引っ越しを考えている方には「空き家」がおすすめ!
戸建ての空き家を自分好みにリノベーションし、ペットたちとの暮らしを楽しんでみませんか?
空き家に関する過去の記事はこちら。
多頭飼いをスタート!どんなことに気をつけるべき?
ここでは、多頭飼いをはじめるうえでの注意点を説明します。
<最期まで飼える?再度胸に手を当てて確認>
まずは心構えとして、ペットを最期まで飼えるか確認しましょう。
ペットはかけがえのない家族です。
想像したより飼うのが大変だったからとお世話を放棄してはいけません。
生涯にわたって一緒に暮らすことができるか、今一度考えてください。
<ワクチン接種が終わるまで接触を避ける>
ペットを新しく迎えるにあたり、ワクチン接種をおこないますよね。
その間、ペット同士の直接の接触は避けた方がよいでしょう。
お互いが感染症などにかかる可能性があるからです。
すぐになかよくなってほしい気持ちも分かりますが、健康を守るためです。
ケージ越しの対面や、抱っこしてから顔を合わせるなどして慣らしていきましょう。
<妊娠の可能性>
望まない繁殖を避けるために、飼い主が気を配ることも必要です。
同性同士にするか、不妊処置を考えるなど工夫しましょう。
「これ以上飼えないのに生まれてしまった」という事態は飼い主の責任になります。
子犬、子猫につらい思いをさせないためにも、前もって注意が必要です。
<ペット同士の相性>
先ほどもふれましたが、ペット同士にも相性があるので注意しましょう。
- 猫同士の場合
子猫同士や、血縁関係にある兄弟姉妹などは比較的相性がいいといわれています。
幼い頃は環境に順応していく期間なので、その時期に一緒に暮らすと飼いやすいでしょう。
逆に、血縁関係のない成猫のオス同士は相性があまりよくないといわれています。
猫の多頭飼いをする際は、同じ親から生まれた子猫ちゃんたちを迎え入れるとうまくいきそうですね。
- 犬同士の場合
年齢差や体格差、性格の違いが顕著だと、うまくいかないと感じられるかもしれません。
年齢差があると、若いペットにつられて先輩ペットが活発になるとお話しました。
しかし、極端に離れすぎてしまっては体力的に厳しいのだとか…。
体格に差に関しては、ペットがケガをしてしまうかもしれないので注意が必要です。
大型犬にとってはじゃれあいのつもりでも、小型犬にとっては一大事になることも。
そうなると、相性どころではありませんね。
極端に対格差があると、しつけだけでは防げない事態を招くかもしれません。
性格の違いについては、最初で見極めるのは難しいでしょう。
年齢差や体格差については、飼う前に気をつけられるポイントです。
- 犬と猫同士の場合
犬と猫の相性については過去の記事でまとめています。
参考にどうぞ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
たくさんのかわいいペットたちとの暮らしは、想像するだけで楽しそうですよね。
しかし、多頭飼いをすることが、ペットにとってはストレスになることもあります。
経済的な負担もかかります。
よく考えたうえで、多頭飼いをスタートさせることが大切ですよ。
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