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ペットは楽しくて癒やされると同時に、長年一緒に暮らす家族の一員でもあります。
ずっと飼いつづけられるように、慎重に決めたいですよね。
犬を飼うにあたり、どの犬がいいのかなと悩んでいる方もいると思います。
そこで今回は、小型犬と大型犬のそれぞれの魅力をご紹介します!
自分の性格や生活にぴったりの犬を見つけてみませんか?
人気の犬種もまとめてみたので、参考にしてみてくださいね。
小型犬を飼うメリット・デメリット
一般的に小型犬は、体重が10kg未満の犬だといわれています。
チワワやトイプードルなど、人気がある小型犬。
犬を飼っている方の約7割が小型犬なのだとか。
まずは、小型犬と一緒に暮らすメリットやデメリットをみていきましょう。
<メリット>
- 経済的な負担が軽い
小型犬は大型犬に比べて体格が小さく、食事の量が少ないです。
そのため、エサや水、おやつ代など日々の出費が抑えられます。
また基本的な医療費も低いので、大型犬に比べて経済的な負担が軽いといえるでしょう。
- 室内犬として飼いやすい
体の小さい小型犬は、生活するうえであまりスペースを必要としません。
そのため、ひとり暮らしの方や子どもがいる方など、部屋の広さに余裕がなくても飼いやすいといわれています。
- 集合住宅でも飼いやすい
マンションやアパートなどの集合住宅では、「ペット不可」だとペットを飼えませんよね。
最近では、「小型犬はOK」という物件も見かけます。
足音もさほど気にしなくてよいので、2階以上のお部屋に住むことも可能。
大型犬に比べ、一緒に暮らせるお部屋が見つかりやすいでしょう。
また、集合住宅では「共用部分でペットを歩かせてはダメ」との決まりがあるところも多いんです。
小型犬なら抱っこができるので、移動のときも便利ですよ。
- 一緒にお出かけしやすい
トリミングや病院、ドッグランなどペットの用事で出かけることもあれば、飼い主の旅行に一緒に連れていくこともあると思います。
このように外へ連れ出すとき、小型犬なら移動手段の幅が広いこともメリットのひとつ。
キャリーがあれば乗れる電車も増えているので、車を持っていない方でも生活しやすいでしょう。
また、小型犬なら一緒に泊まれる宿も多く、宿泊をともなうお出かけもしやすいです。
<デメリット>
- 定期的なトリミング
トリミングは、体を清潔に保つこと以外に、機能的な役割も果たしています。
被毛が伸びすぎると、視界をさえぎったり、滑りやすくなったり、排泄物が付着したり…。
日々の手入れをしていても、トリミングは定期的におこなう必要があります。
小型犬は、トリミングが必要な犬が多いといわれています。
- 遺伝性疾患のおそれがある
遺伝子の変異により起こる遺伝性疾患。
小型犬はペットとして改良されてきた犬種が多く、遺伝性疾患になる可能性が高いといわれています。
主な症状は白内障や椎間板ヘルニアなど。
そのため、追加で医療費がかかるかもしれません。
大型犬を飼うメリット・デメリット
一般に、体重が25kg以上の犬は大型犬に分類されます。
初心者の場合、大型犬を飼うのはむずかしいといわれていますが、メリットもたくさんあるんですよ。
それぞれチェックしてみましょう!
<メリット>
- 一緒に運動できる
体の大きい大型犬は運動量も多く、一緒にスポーツを楽しめます。
日々の散歩はもちろん、広い公園であそんだり、ランニングをしたり…!
小型犬のよりもたくさんの運動が必要なので、愛犬と時間をかけて遊びたい方や、アウトドア派の方におすすめです。
また、犬と一緒に遊ぶことで飼い主の健康にもよい影響がありそうです。
- 賢い犬種が多い
レトリバーやシェパードなど、盲導犬、警察犬としてはたらく犬が多いのも特徴です。
賢いのでしつけもしやすいでしょう。
社交性も高く、小さい子どもや他のペットともなかよく過ごせます。
<デメリット>
- エサや手入れ代など費用がかかる
大型犬は体が大きいため、ご飯もよく食べます。
小型犬に比べ5倍以上も食べるといわれますから、食費の負担は大きいでしょう。
また、定期的なシャンプーやトリミングをトリマーさんに頼むと、大型犬料金を支払わなければなりません。
そのため、自分でシャンプーをして費用を節約している飼い主さんも多くいます。
体が大きいので、手入れも気合が必要です。
- 集合住宅だと飼うのが難しい
先ほどの小型犬のメリットに対して、大型犬のデメリットとなるのがこちら。
エサやトイレのためのスペースを確保しなければならないため、アパートやマンションだと難しい場合が多いんです。
また、大型犬OKの賃貸住宅も多くはなく、小型犬に比べてお部屋探しに苦労します。
大型犬と暮らしたい方は、地方で庭付きの一軒家に住むのがおすすめです。
- 車が必要
病院へ連れて行かなければならないなど、緊急時の移動手段に車が必要です。
小型犬であればキャリーに入れたり、抱っこしたりして運べますが、大型犬だと難しいでしょう。
小型犬で人気の犬種
「自分には小型犬がしっくりくるかな?」
と思った方に、小型犬で人気の犬種をご紹介します。
- トイプードル
カールした被毛が特徴のトイプードル。
好奇心旺盛で遊ぶのが大好きです。
小型犬のなかでも賢いといわれています。
- チワワ
小さい体で活発な性格のチワワ。
長毛のロングコートとともに、小型犬では定番人気な犬種です。
家族と外のものを区別して接することができるので、番犬としても有能な一面があります。
- 柴犬
忠実な猟犬として長らく日本人と生活してきた柴犬。
賢く勇敢で、独立心の強い性格だといわれています。
寒さなどの環境変化にも対応できるので、日本で育てやすいでしょう。
※大きさによっては中型犬に分類される場合もあります。
- ポメラニアン
ふさふさとした毛並み、丸い瞳がかわいいポメラニアン。
フレンドリーで甘えん坊な性格で、可愛い犬種として人気があります。
甘やかしすぎず、しっかりしつけをすることが上手な飼い方のポイントです。
- ミニチュアダックスフンド
大きなたれ耳と短い足が特徴的なミニチュアダックスフンド。
順応性が高いため、初心者でも飼いやすい犬種となっています。
被毛はスムース、ロング、ワイヤーの三種類で、毛色のバリエーションも豊富です。
他にも、「フレンチブルドッグ」や「シーズー」なども人気があります。
大型犬で人気の犬種
「大型犬との暮らしが楽しみだな」
と思った方に、大型犬で人気の犬種をご紹介します。
- レトリーバー
ラブラドールレトリバー、ゴールデンレトリバーともに、盲導犬や災害救助犬として活躍している大型犬です。
誰にでも優しく穏やかな性格なので、家庭犬としても人気があります。
とても賢く忠実なので、しつけもしやすいですよ。
- バーニーズマウンテンドッグ
長い被毛とたれ耳、白、茶、黒の3色が特徴の大型犬。
ゆったりと落ち着いた性格で、シャイな一面がかわいいですよ。
暑さに強くないので、室内飼いが適しています。
- ダルメシアン
白地に黒の模様が特徴的なダルメシアン。
聡明でありながら、好奇心旺盛な面もあります。
性格も優しく、ペットとして世界中で愛されています。
子どもがいる家庭にもおすすめな犬種です。
- シベリアンハスキー
立ち耳で厚い下毛をもつシベリアンハスキーは、オオカミのような凛々しさが特徴的。
明るく責任感の強い性格で、そり犬として活躍していたことから協調性もあります。
しつけをきちんとすれば、家庭犬としても飼いやすいと人気です。
※大きさによっては中型犬に分類されることもあります。
- スタンダードプードル
トイプードルの原種がスタンダードプードルです。
社交性が高く、ペットとして飼いやすいので人気があります。
人懐っこいので、室内で大型犬を飼いたい方におすすめ。
他にも、「グレートピレニーズ」や「ドーベルマン」「ボルゾイ」なども人気のある犬種です。
小型でも大型でもない中型犬って?
中型犬の定義として、犬種ごとなど明確な違いがあるわけではありません。
そのため、どんな犬が中型犬なのかと問われると難しいんですね。
一般には、体重が10kgから20kg程度の犬を中型犬とよんでいます。
代表的な中型犬として
- ハウンドの中でも小さいといわれる「ビーグル」
- 短い鼻と肉づきのよい体が特徴の「ブルドッグ」
- ふわふわな毛としっぽのない「ウェルシュコーギーペンブローク」
などが家庭犬として人気がありますよ。
犬を飼う際は大きさだけにとらわれず、性格や相性など、それぞれのわんちゃんの個性で選んであげてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は小型犬や大型犬についてまとめてみましたが、参考になりましたか?
ペットを飼う際は、最後までお世話する覚悟があるかしっかり考えましょう。
犬に限らずペットは、人間のための可愛い癒し動物ではありません。
動物それぞれの命を尊重し、ペットを大切な家族の一員として迎え入れてあげてくださいね。
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