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ペットと暮らしていると、婚活に不利と言われるのはなぜでしょう。
そして、本当に不利になるのでしょうか。
今回はペットと婚活についてお話します。
婚活中の注意点やペットに理解のある方との出会い方も紹介しています。
ペットと暮らす婚活中の方は、ぜひ最後までご覧ください!
ペットが婚活に不利といわれる理由
まずは、ペットと暮らす未婚の方が婚活で不利になるといわれる理由を整理してみましょう。
考えられる要因はこちらです。
- アレルギーや好みの問題
動物アレルギーの方は、ペットと暮らす方を婚活の対象外にしている可能性があります。
婚活は結婚を前提にしたお付き合いとなりますから、結婚してからの生活を具体的に考えますよね。
アレルギー持ちの方にとって、ペットと生活することは困難です。
そのため、ペットと暮らしていると分かった時点で候補から外してしまうのです。
また、相手がペット好きであっても、好みが強ければ不利になります。
「犬派、猫派が合わない」
「小型犬、大型犬などの好みが合わない」
「連れられた子じゃなくて、自分の好きなペットを選びたい」
このような好みがはっきりしていれば、条件に合致しないと不利になるでしょう。
- 世話への理解の違い
次に、ペットへの理解の違いが不利となるケースです。
「犬や猫を見るのは好きだけど、お世話をしながら一緒に暮らすのは別」と考えている方もいます。
ペット好きな方で、実際に一緒に暮らしている飼い主さんにとって、お世話は楽しいものでしょう。
しかし、ペットと暮らしたことのない方の中には、「費用も時間もかかるし大変そう」「ペット可物件は高そう」「毛やニオイがつくのは嫌だ」と考える方もいます。
ペットの世話について価値観が合わず、結果として婚活に不利と捉えられてしまうケースですね。
婚活にペットが有利となるケースとは?メリットもあります
婚活でペットが不利になる点をご紹介しました。
一方で、ペットと暮らしているとメリットになる点もありますよ。
- 規則正しい生活面をアピールできる
ペットと暮らしている方は、生活面でしっかりしている点をアピールできます。
ペットのご飯のために食事時間を意識したり、散歩や遊びで適度な運動をしたり…。
このような管理的で健康的な生活は、結婚相手を選ぶときにメリットに働くでしょう。
- 気配りの良さが評価される
ペットのお世話は、なげやりな性格では成り立ちません。
人間の言葉で会話ができませんから、行動やちょっとした仕草からペットの調子を読み取らなければなりませんよね。
ペットと暮らす飼い主さんはこの察する力が高いので、人間関係でも気配り上手になる傾向があります。
恋愛でも、気配り上手な方は好かれやすいでしょう。
また、ペットの体調を気遣って病院へ連れて行ったり、気晴らしにお出かけに行ったりなど、飼い主さんは相手への思いやりも優れています。
これは恋愛だけでなく、子育ての面でも役立つでしょう。
男性・女性関係なく、相手への気配りや思いやりができる人は素敵ですよね。
これらが自然と相手に伝われば、婚活も上手くいくかもしれませんよ。
飼い主さんが婚活で注意したいこと3つとは?
ペットは必ずしも婚活で不利になるわけではないと説明しました。
しかし、飼い主さんには注意しておきたい点があります。
- ペットを婚活の道具として使わない
まずはこちら、婚活のためにペットを利用しないことです。
ペットと暮らしたことのない方が、婚活でアピールするためだけにペットを飼うのはおすすめできません。
「犬好きな人と出会いたい」「やさしさをアピールしたい」などといった理由だけでペットを迎え入れるのは、ペットに失礼です。
また、このような考えだけでペットを飼うと、「お世話が大変だと気づいたとき」や「婚活が終了したとき」に放棄してしまう危険があります。
捨てられた犬や猫は、野良の世界で生きて行けずに死んでしまったり、殺処分されたりといった悲しい運命が待っています。
このような命を増やさないためにも、一度迎え入れたら、最期までお世話する覚悟をもちましょう。
この覚悟がないまま、婚活の道具としてだけペットを飼ってはいけませんよ。
- ペットにばかり夢中になって婚活を疎かにしない
婚活が上手くいかない方の中には、「ペットが不利になっている!」と思い込んでいるケースもあります。
たしかにペットが相手に影響を及ぼすこともありますが、重要なのは自分自身です。
相手が結婚したいと考えるのは「ペットを飼っているあなた」ではなく、「あなた自身」であることを忘れてはいけません。
ペットのお世話が忙しいからと婚活に身が入らないようでは、婚期を逃してしまうでしょう。
「それでも今はペットが大切!」と考えた方は、ペットとの今の暮らしで満足しているのかもしれません。
なぜ婚活をしているのか考え直してもよいでしょう。
- 今後の人生設計にペットを含める
もうひとつ大切なのは、人生設計に今暮らしているペットを含めて考えること。
ペットは家族の一員です。
すてきなパートナーが見つかったら、ペットのことも一緒に話し合いましょう。
後からトラブルを起こさないよう、これからのふたりの未来に、ペットがどう関わっていくのか決めておいた方がいいです。
結婚したあとになって「やっぱりペットは飼えない」と価値観のズレが起こると、ペットも苦しい思いをします。
そして、すてきな人との結婚を考えて、どうしてもペットとの別れを選択しなければならなくなったら、正しい手順を踏みましょう。
捨て犬や捨て猫にしてはいけません。
詳しくはこちらの記事を参考にしてくださいね。
ペットに理解のある人と出会うにはどうしたらいいの?
結婚するならペットに理解のある人がいいと考えている方は、ペット好きと出会える環境に足を踏み入れてみましょう。
結婚相手だけでなく、すてきな仲間もできるかもしれませんよ。
ペット仲間との出会い方は、主にこの4つです。
- 散歩で知り合う
- ボランティアやドッグランカフェなどのコミュニティへ参加する
- SNSでの発信や情報交換
- ペットコミュニティサイトの活用
散歩やボランティアの参加などは、身近な地域の方と出会えます。
家族付き合いなども考慮し、近くに住む方と出会いたいと考えるなら、上2つがおすすめです。
ボランティアでは、保護犬や保護猫に関する活動や、アニマルセラピーやしつけ教室といった社交の場があるでしょう。
家の近くにドッグカフェや猫カフェといったペット好きが集まる店があれば、そこに行ってみるのもおすすめです。
そして、現代はネットで出会う方法もありますよ。
遠くの方でも気軽にやりとりできるのが、ネットでつながる魅力です。
しかし、離れている分、相手との信頼関係を築くのに時間がかかります。
婚活のために積極的に誘いの連絡をとると「出会い目的なのかな?怪しいかも」と疑われてしまう可能性もあります。
これでは、ペットを道具として利用するのと同じです。
ペットのコミュニティは、ペット好きな方と知り合える場所ではあります。
しかし、婚活サイトと違って、みんなが出会いを求めているわけではありません。
相手の温度感をうまく読み取って動く心がけが大切でしょう。
また、コミュニティサイトなどはペットの相談にのってくれる方もいるので、婚活のためだけでなく、ペットのためにもなると考えて動くとよいでしょう。
まとめ
ペットとの暮らしが、必ずしも婚活で不利になるわけではありません。
不利になると思い込んでペットを隠して婚活すると、後になってトラブルにつながるかもしれないので危険です。
逆に、ペットと暮らしているからこそ魅力的なポイントが引き出されるケースもありますよ。
飼い主さんが婚活をする際は、ペットとの今後の人生も考えてすてきな相手を見つけてくださいね。