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「自分の好きを活かして社会貢献がしたい!」
このように考えているペット好きな方はいませんか?
犬や猫などのペットは、私たちに癒しをもたらしてくれます。
今度は私たちがペットを救う立場になってみませんか?
今回は、ペットに関する動物愛護系のボランティアの種類をまとめてみました。
長期的にがっつり活動したい方。
ちょっとだけ気になっていて、短期的なものから始めてみたい方。
どちらの方にもオススメの記事となっています。
ぜひチェックしてみてくださいね!
ペットと関わるボランティア活動って何がある?
ボランティアといえば、災害支援や海外派遣活動などを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、ボランティアの種類はもっとたくさんあります。
子どもや教育に関すること、福祉や介護に関すること。
そして、ペットや動物愛護に関することなどです。
ここでは、ペット(動物愛護)に関するボランティアの種類をご紹介しますね。
まずは、長期的なボランティアからみていきましょう。
<パピーウォーカー>
パピーウォーカーは、盲導犬の候補となる子犬を預かるボランティアです。
生後約2ヶ月前後から成犬になるまでの間、家でお世話をします。
パピーウォーカーは、子犬の成長に欠かせない「社会化期」に愛情を注ぐ、大切な存在なのです。
可愛がるだけでなく、日々の散歩やしつけはもちろん、信頼関係を築くことが必要になります。
また、子犬が社会性を身に着けられるように、さまざまな経験をさせてあげることも大切でしょう。
「そんなに上手く育てられる自信がない」という方でも大丈夫!
基本的なしつけの指導をおこなっている団体もあります。
初めて子犬を育てる方でも、条件を満たせばパピーウォーカーになれますよ。
たくさん愛情を注いだ分、別れが寂しくなることもあるといいます。
しかし、我が子が立派な盲導犬として活躍できるように送り出す気持ちは、何にも代えがたいステキな経験になるでしょう。
パピーウォーカーに求められる条件は、先住犬がいないことや、訓練センターまで通えること、留守番が少ないことなど盲導犬育成団体によって異なります。
自分の地域の盲導犬育成団体をチェックしてみてくださいね。
<引退犬オーナー>
パピーウォーカーと対になるボランティアが、引退犬オーナーです。
盲導犬は10歳で仕事を引退するといわれており、その後の時間を新しい家庭で過ごします。
引退犬オーナーはその犬を家族として迎え入れ、一緒に暮らす役目があります。
これまで仕事をがんばってきた犬に、愛情と楽しい時間を与えられるとよいでしょう。
盲導犬になる犬種は、主にラブラドールなどの大型犬です。
小型犬や子犬と異なり、将来的に介護をするとなると、体力が必要になります。
最期まで責任をもってお世話できるかどうか、しっかり確かめておきたいところです。
<ブリーディングウォーカー>
盲導犬に関わる第3のボランティアがこちら。
ブリーディングウォーカーとは、繁殖犬を飼育するボランティアのことです。
盲導犬の素質をもった「繁殖犬」を自宅で預かり、お世話することが役目。
飼育している犬を定期的に盲導犬育成団体へ連れて行ったり、出産や育児のお手伝いをしたりします。
繁殖犬のお世話が初めてな方でも、担当職員がサポートしてくれるので安心ですよ。
基本的な条件はパピーウォーカーや引退犬と同じです。
犬の健康管理ができることや、家を留守にしがちでないこと、呼び出しがあれば団体まで犬を送迎できることなどがあげられます。
お母さん犬を迎え入れる場合は、生まれた子犬を2ヶ月ほどお世話することもあります。
<一時預かり>
こちらは、保健所などから引き取った犬や猫の里親が見つかるまで、一時的に家でお世話するボランティアです。
エサをあげたり散歩に連れて行ったりといった日常的なお世話はもちろん。
譲渡会に参加して、里親と出会わせる活動もおこないます。
保健所から保護された犬や猫たちは、人間に対して不安や恐怖をもっていることも少なくありません。
その子たちが安らかに過ごせるように、気を遣えるとよいかと思います。
次に、やや短期的なものや単発のボランティアをご紹介します。
<イベント運営>
動物愛護に関するイベントといえば譲渡会です。
譲渡会とは、保健所から引き取ったペットや、ペットショップで売れ残ったペットたちを、里親へつなげるイベントのこと。
譲渡会では、テントの設営などの会場準備や案内などのサポートをします。
イベントの運営は、ボランティアの方なしではおこなえません。
長期的に預かることは難しいけど、イベントを通してペットの役に立ちたい方にオススメですよ。
<運搬・搬送>
現在は、譲渡会以外にもSNSなどのネット上で里親を募る取り組みも充実しています。
そのため、全国各地から犬や猫の保護に名乗り出てくださる方がいます。
ペットを引き渡す側と受ける側が遠くにいる場合もあるんです。
そこで、運搬・搬送のボランティアは、里親が見つかったペットたちを無事に送り届ける大切な役目になります。
大手の運送会社でもペットの搬送はおこなっていますが、値段が高くなってしまうんですね。
ペットショップと異なり、保護犬や保護猫の里親になるうえで、基本的に費用はかかりません。
それなのに運搬料が高くなってしまうと、里親になることを諦める方もいるそうです。
救えるはずだった犬や猫にとって悲しい結末ですよね。
空いている時間を利用して運搬や搬送のボランティアをする方がいると、とても助かることでしょう。
自分が里親になることはできないけれど、命のリレーに参加したい方にオススメですよ。
短期的なボランティアとしては、他にも「お散歩」や「犬舎清掃」などがあります。
犬と一緒に募金活動などをおこなうボランティアを募集している団体もいます。
短期的なものであれば、学生でも参加できる場合があるので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
殺処分問題に立ち向かう自治体や団体をご紹介した過去記事はこちら。
ペットのボランティアに参加する方法とは?
自分でもできそうな、気になるボランティアは見つかりましたか?
活動に参加してみたいと思ったら、まずは勇気を出して団体に連絡をしてみましょう。
ペットの支援をしている団体は、イベントを開催したり、ネット上で情報を発信したりしています。
気になる団体の活動やイベントに参加してみて、「ボランティアをしてみたいのですが…」と声をかけるもよし。
SNSからつながって、直接アプローチを取ってみるのもありでしょう。
犬や猫などを助ける社会活動に貢献したいという気持ちを伝えることが大切です。
直接話を聞くことで、自分が思っていたボランティア活動以外の実情を知ることができるかもしれません。
ボランティアに参加できることになったら、お世話になる団体の方に事前に必要な準備を聞いておきましょう。
服装や持ち物、気をつけることなど、自分が思っているペットへの接し方と異なる部分があるかもしれないからです。
もし、自分が思っている接し方と違っていても、そのボランティアでのルールや規則を破って自己流に動いてはいけません。
迷惑をかけず、誠意をもってボランティアに取り組みましょう。
※譲渡会のイベント開催やパピーウォーカーなどの一時預かりは、新型コロナウイルスの影響により一部休止や延期となっている場合があります。実施団体さまの公式HPなどでご確認ください。
まとめ
いかがでしたか?
ペットに関するボランティアで、新しい発見はありましたか?
ボランティアで大切なのは、自分を大事にすること。
活動にのめり込むあまり、疲れて体を壊してしまうのは残念なことです。
頑張りすぎず、自分にでもできる「少しのお手伝い」という気持ちをもって、活動に取り組んでほしいと思います。
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