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ペットの王道といえば犬と猫。
しかし、さまざまな事情で飼えない方もいますよね。
「お世話する時間がない」
現代人がペットとの暮らしを諦めてしまうのは、この理由が多いのではないでしょうか?
仕事や育児が忙しかったり、ひとり暮らしをしていて家を空けることが多かったり。
そこで今回は、このような方でも比較的お世話しやすいペットたちを集めてみました!
ペットを飼ううえでの注意点
ペットを飼う前に、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。
主な4つをご紹介します。
- お世話を頼める人がいる
ひとり暮らしなら、急な仕事や事故などで、ペットのお世話をできない日が数日続くかもしれないですよね。
そのとき、代わりにペットを預かれる人はいますか?
家で放置してしまうと、ペットは生活できません。
- ペットを飼える部屋かどうか
賃貸住宅に住んでいる、もしくは住む予定だという方が注意したいのがこれ。
まず、契約書でペット可の部屋かどうかを調べます。
もしもペットNGだった場合、種類によっては許可が出ることもあるので、直接確認しましょう。
またペット可の場合であっても、種類やサイズなどによっては断られることもあります。
事前に大家さんと相談し、確認することが大切です。
- 費用の準備
当然ですが、ペットと暮らすとお世話代がかかります。
医療費なども頭に入れておきましょう。
- 命を預かる覚悟があるか
ペットも大切な命です。
雑に飼育したり、最後まで面倒をみなかったり…こんなことをしてはいけません。
ペットを家族の一員として接し、責任をもってお世話しましょう。
飼いやすいペットの条件とは?
注意点とともに確認しておきたいのがこちら。
忙しい方にも飼いやすいペットの条件をまとめてみました。
ペット選びの参考にしてみてください。
- 散歩の必要がない
毎日の散歩は時間もかかりますし、日中の自由時間がない方は大変です。
- 家を傷つけない
賃貸住宅で壁や床が傷つくと、度合いによっては修繕費がかかることも。
部屋を傷つける心配がないペットがおすすめです。
- ニオイが少ない
ニオイのきついペットなら、そのニオイが部屋にしみつく可能性もあります。
日々の細やかなお手入れでニオイを防ぐこともできますが、時間をかけられないなら体臭の気にならないペットを飼う方がよいでしょう。
- 世話の手間がかからない
エサを与える回数や室温調整の有無も、チェックしておきたいポイントです。
自分がペットにかけられる時間を計算しつつ、お世話できるレベルの範囲でペットを選ぶようにしましょう。
下調べもせず飼い始めて、あとから「お世話できませんでした」とならないように注意です。
犬猫以外のおすすめペットはこちら!それぞれの特徴やメリットをご紹介
それでは、実際におすすめのペットをみていきましょう!
<インコ>
おしゃべりで愛らしい鳴き声が特徴のインコ。
慣れれば手に乗ってくれることもあり、スキンシップにも期待できます。
そんなインコのメリットはこちら。
- 犬や猫に比べ飼育がしやすい
エサ代もそこまでかからず、散歩の必要もありません。
賃貸物件で犬や猫はNGだといわれ悩んでいる方がインコを飼うことも多いそう。
知能レベルも高いので、ちょっとした芸や言葉を覚えて楽しませてくれますよ!
- 飼育スペースの確保が簡単
インコをはじめ鳥類は、ケージで飼うことができます。
- 種類が豊富
体長や色、鳴き声や性格まで種類によってタイプが異なります。
小さくてふわふわなインコや、がっしりしていて羽がかっこいいインコ。
おとなしくて穏やかなインコや、陽気でおしゃべりなインコなど。
自分のお気に入りの子を探す楽しみもあります。
デメリットや注意点はこちら
- 鳴き声がする
夜行性ではないので夜の心配はありませんが、日中の鳴き声も迷惑になっていないか気になるという方は注意が必要です。
- 比較的長生き
寿命は小鳥で6~10年、オカメインコで20年ほどだといわれています。
生活や環境の変化で飼えなくなる可能性がないか、覚悟が必要だといえるでしょう。
- 1日30分~1時間程度の放鳥が必要
- 害になる観葉植物を部屋に置かない
<ハムスター>
エサをもぐもぐ食べる姿や、回し車で走る姿が可愛いハムスター。
小動物のなかでも根強い人気があります。
そんなハムスターのメリットはこちら。
- 日中は寝ている
仕事で留守にしがちな方にはぴったりなペットです。
- 飼育費用が安い
初期費用も数千円程度で、エサ代も安く済みます。
- 持ち運びが簡単
ケージごと持ち出せるので、引っ越しや預けるときも移動が簡単です。
デメリットや注意点はこちら
- 寿命が短い
事故に巻きこまれたり、病気にかかりやすく、約2~3年の寿命といわれています。
エサの時間を決めたり、ケージを清潔に保つことで少しでも長生きさせることができるでしょう。
- ものを噛む
ものを噛む癖があるため、ケージから出す際は部屋を傷つけられないよう注意が必要です。
また、コンセントを噛んで感電死する危険もあります。
<うさぎ>
ふわふわの体毛と長い耳、くりっとした目は見ているだけで癒されますよね。
夜行性なので日中はおとなしく、帰宅時間にあわせて一緒にふれあいを楽しむことができます。
そんなうさぎのメリットはこちら。
- 散歩の必要がない
その代わり、部屋で毎日運動させてあげる必要があります。
- ほとんど鳴き声を発しない
音が響きやすい集合住宅でも安心して飼えるでしょう。
- トイレのしつけが簡単
- ニオイがあまり気にならない
デメリットや注意点はこちら。
- 環境の変化に弱い
ストレスを感じたり、病気になったりすると治療費がかかります。
安定的な環境で飼うようにしましょう。
- 尿はアンモニア臭が強い
体臭やフンはニオイが気になりませんが、尿のニオイがきつい特徴があります。
防臭効果の高いペット砂を用意し、こまめに手入れをすることで抑えられるでしょう。
- ものを噛む
ハムスターと同様です。
配線などには注意しましょう。
- 年4回の換毛期
この期間はエサや換気、グルーミングなどにも気を使わなければなりません。
<金魚>
華やかな見た目で悠々と泳ぐ姿に、癒される方も多いでしょう。
平均寿命は3年程度といわれていますが、正しい飼育方法でさらに延びます。
そんな金魚のメリットはこちら。
- 散歩の必要がない
- エサ代がお手頃
ホームセンターで数百円ほどで手に入ります。
- 場所をとらない
サイズによって異なりますが、小型の水槽でも飼うことができます。
大きな金魚を飼いたいという方や、複数飼いをしたいという方は60㎝クラスの水槽がおすすめです。
デメリットや注意点はこちら。
- 初期費用がかかる
水槽やろ過装置を準備しなければなりません。
- 水の定期的な交換
水を清潔に保ってあげましょう。
水道水をバケツに入れて2日ほど放置し、塩素を抜いてから交換する必要があります。
また、適温は15~28℃なので、冬場は水槽用の保温装置を使うことをおすすめします。
<カメ>
女性より男性に人気のあるカメ。
寿命も長く、ペットというよりはパートナーの感覚が強いといいます。
個体ごとに性格も異なり、日々の観察で愛着がわいてくるでしょう。
そんなカメのメリットはこちら。
- 市販の飼料があるのでエサの調達が簡単
- 動物アレルギーの方でも飼いやすい
哺乳類と比べて毛がない水生動物は、問題なく飼育できるといわれています。
金魚も同じですね。
デメリットや注意点はこちら。
- 毎日の水替えが必要
放っておくとニオイがするので注意が必要です。
- 適度に太陽にあてないといけない
カメの甲羅は、紫外線にあたらないと維持できません。
室内飼いの場合は意識して太陽にあてたり、紫外線灯を用意したりしましょう。
- 長寿なので体も成長する
飼い始めた頃より大きくなることを計算しておきましょう。
小さい水槽で飼えなくなったからと、川に放つことはやめてください。
他にもハリネズミやシマリス、フェレットといった小動物、トカゲやヘビなどの爬虫類もペットとして注目されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
犬や猫以外にも、たくさんの生き物たちをペットとして飼うことができます。
日々の生活に楽しさと癒しをくれるペット。
自分にぴったりのペットが見つかって命を預かる準備ができたら、一緒に暮らすことを検討してみてはいかがでしょうか?