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こんにちは!みなさんは愛犬のお手入れ、しっかりとできていますか?
シャンプーを自宅で行う飼い主さんも多いと思いますが、爪切りや歯磨きは少し難易度が高いなぁと思います・・・
実際私の愛犬も、シャンプー以外はトリミングサロンや動物病院でお願いしていました。
しかし、中にはそのような施設・病院を怖がるワンちゃんも多い気がします。慣れていない場所で飼い主さん以外にお手入れされる愛犬もストレスが溜まるのではないでしょうか?
それなら、お手入れ方法を学び、自宅でお手入れするのもいいかもしれませんね!
そんな飼い主さん必見!!自宅でできる愛犬のお手入れ3選をご紹介いたします!
まずは改めてシャンプーの仕方について学びましょう!
シャンプー
シャンプーの頻度
「シャンプーのただしい頻度はどのくらい・・・?」
→3~4週間に一回行うのが理想!!
ワンちゃんって実は汗をかかないって知っていますか?(一部のワンちゃんを除き)
そのため頻繁にシャンプーしなくてもよいものの、老廃物や皮脂など地肌に汚れが溜まっていくので、適度な頻度でシャンプーが必要です。
とはいえ、犬種によっても肌のタイプや、各ワンちゃんの体質にもよるため一度、獣医さんに相談することをオススメします。
また、シャンプーを嫌がる子には無理に入れたりせず、お湯で濡らしたタオルで体を拭いてあげるだけでも十分に汚れは落ちますよ!
シャンプー前にしておきたい準備
用意するもの
- 犬用シャンプー(人間のものだと刺激が強いため絶対にNG)
- 乾燥用タオル
- ドライヤー
- ブラシ
- 愛犬のサイズに合うバスタブ(あると便利!)
浴室での滑り防止としてタオルや滑り止め用のマットもあるといいですね!
そして、シャンプー前に全身のブラッシングも大切。絡まった毛やごみを取り除き、泡立ちがよくなるなどメリットがあります!
自宅で行うシャンプーの仕方
① シャンプーを付ける前に十分に全身を濡らしてあげましょう。
バスタブに浸からせるのもいいですね!基本的なお湯の温度は30℃から35℃が理想的です。
お湯をかけ始める時、ワンちゃんをびっくりさせないように静かにゆっくり背中、お尻などから徐々に頭の方まで濡らしていきましょう。
慣れてきたらシャワーヘッドを出来るだけ体に密着させ動かすと安心です!
中にはお顔や頭を濡らすのを嫌がる子もいるので、その場合は濡らしたタオルで拭くのもオススメです。
② 全身を濡らし終えたらシャンプーを適量泡立てていき、全身に馴染ませましょう。
最初は背中から胸、おなか、お尻、内また、脚、最後はお顔の順で。(お顔を嫌がる子には濡らしたタオル作戦)。
③ すすぎ作業は、シャンプーとは逆の順番。最初はお顔から洗いましょう。
このとき手を受け皿にすすぐとシャンプーが地肌に残らず皮膚トラブルの原因にもなりません。
④ すすぎが終わったらすぐにワンちゃんをタオルで包みこみタオルドライをしましょう。
タオルドライをするとある程度、水気が切れドライヤー時間が短縮し、ワンちゃんへのストレスが軽減します。
ワンちゃんがドライヤーでやけどしないよう、手を添えて温度を確かめながら乾かしましょう。冷風と温風を使い分けて乾かすのもオススメです。
⑤ 最後に、コットンやタオルで耳の中を拭きとってあげましょう。
耳に水が入ってしまった場合は、ワンちゃんにブルブルしてもらうため耳の穴に息を軽く吹きかけるのもよいでしょう。
※注意点
お顔や頭を洗うとき、目や鼻、耳にシャンプーが入らないよう注意しましょう!特に耳に水が入ると、中耳炎などの耳の病気になることも・・・
洗うときはあごを上げさせながら行うのもオススメです。
爪切り
爪切りの頻度
→月に1回ほど
フローリングでを歩くときに「カシャカシャ」と音がなるようになったら爪切りの目安!
ワンちゃんの爪の構造は根元から先まで同じ太さの円柱のような形。根元の方には血管組織が通っていて、人間と同じくどんどん伸びていきます。
「おさんぽをしていれば、爪が削れて爪切りしなくても・・・」
そう思うかもしれませんが、全てが均等に削れるわけではないのと、ワンちゃんの前脚には、地面に接しない「親指」があるため、定期的に爪のチェックをすることが大事です!
自宅で行う爪切りの仕方
① まずは犬用の爪切りを用意!
ギロチンタイプのものがオススメ。もしも爪を切りすぎてしまったときのために、止血剤も用意しましょう。
② ワンちゃんを立たせて、爪切りしたい脚を軽くうしろに曲げます。
肉球(手のひら)の真ん中を少し押すと手が開き、切りやすいのでオススメです。
③ 爪を横から見ると、血管の部分が透けて見えるので数ミリ手前までを目安に切りましょう。
ワンちゃんがフローリングや地面を歩くときに爪があたらない長さがベスト!黒い爪の場合は断面から白っぽい色に変わるあたりまで!それ以上切ると、出血してしまうので注意が必要です。
④切り終えたら、角をなくすように爪の先端を丸くするイメージで整えてあげましょう。
※注意点
テーブルなどに乗せると爪切りがしやすくなりますが、落下には十分気をつけましょう。
爪が伸びすぎてしまうと血管組織や神経も伸びている状態になるため、元の長さに戻すのは難しいようです。その時は獣医さんに相談してみましょう。
万が一出血してしまったら、清潔なコットンを押し当て圧迫するか、止血剤を塗ってあげましょう。
歯磨き
歯磨きって必要?
→歯周病予防のため必要!
ワンちゃんは虫歯にはなりにくいものの、80%が歯周病にかかっているのです。歯周病になると合併症になる可能性もあるため予防が必要です。
歯磨きの頻度
→2日に1回
意外と頻繁・・・!2日で歯石になるということで、こまめに歯磨きをする必要があります。
自宅行う歯磨きの仕方
最初から歯磨きを受け入れてくれるワンちゃんはなかなかいないそうです・・・
そのため、時間をかけて徐々に慣らしていき、愛犬と向き合ってデンタルケアを続けていくことが大切です!
① おやつを用意して、手の中に握ります。ワンちゃんが口を近づけ食べようとするときに、反対の手で歯や口を触ってみましょう。
② ①に慣れてきたら、おやつを手の中に握りマテをしてもらいます。
この状態のまま、反対の手で奥歯が見えるように唇をめくります。これが、できたらしっかりと褒めましょう!
③ ②ができるようになったら次に歯ブラシに慣れてもらいます。
まずは犬用歯ブラシと、歯磨きジェルを用意。歯ブラシを持った手でおやつを握ります。①のような工程でおやつをあげ、このときに歯磨きジェルを塗った歯ブラシを歯や口にあて、歯ブラシへの抵抗をなくしていきます。
④ ③に慣れてきたら、当てる歯をかえていき、どんどん磨いていきましょう。
この時、こまめにおやつをあげながら行うといいでしょう!
※注意点
歯磨きを嫌がる場合は無理に磨く工程まで続けるのではなく、口の中を触ることを目標に行いましょう。時間をかけて慣れさせていくことが大切です!
歯ブラシを噛み、遊びはじめそうになったときは、「ダメ!」など声をかけ、すぐに取り上げ、噛み癖をつけないようにしましょう。
徐々に慣らしていくことが、むずかしいワンちゃんにはデンタルケア用のおやつを与えるのもいいかもしれません!
まとめ
いかがでしたか?
自宅でのお手入れ3選を紹介しましたが、どれもワンちゃんとのコミュニケーションが何よりも大切です!
お手入れを自宅で行うことにより、愛犬との時間も増え、絆も深まりそうですね!さらに、定期的に愛犬のカラダの状態を把握することで、早期発見に繋がるかもしれません。
このコラムを機にぜひ、自宅でのお手入れに挑戦してみてください!