空き家の有効活用法として知っておきたい!家のサブスクとアドレスホッパーの実態

アドレスホッパーとは

『マツコ会議』など、各種メディアでも特集されるほど、今話題の存在。

アドレスホッパー とは、定住する家を持たずに各拠点を転々としている人々のことです。

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IT企業などを中心に、リモートワークが可能となった今、オフィスに毎日行かずとも仕事ができてしまう時代。だからこそ、定住する家と場所に縛られず、自分がその日その瞬間に過ごしたい場所を選んで仕事をしています。各地を転々とするので、荷物は最小限に。必然的に、モノを持ちすぎないミニマリストな暮らしができそうです。

 

家のサブスクリプションサービス「ADDress」

でも各地を転々とする場合、ホテルなど泊まる場所を探すのは面倒では?

そんな アドレスホッパー にとっても助かるのが、株式会社アドレスの手掛ける家のサブスクサービスADDresshttps://address.love/)。地方の空き家や遊休別荘を募って改装した物件に、月額4万円・年間48万円で住み放題になります。

ADDress

サブスクリプション、略してサブスクとは、主に音楽や車、洋服などが有名ですが、定額制でそのサービスを利用するための権利を買うというサービスモデルです。このサービス形態自体はもともとあるものですが、所有からシェアへという時代の流れに伴って、近年特に注目を集めているのです。

現在ADDressには30拠点ほど登録されているので、そこを管理する家守という人たちや会員、地域の人たちと交流することで空き家問題の解決や地方の移住促進にも繋がります。地域社会の中で、いろいろな大人たちと交流しながら子育てをしたいという夫婦にも利用されているのだそうです。 

ADDressは空き家や別荘などを持つ物件オーナーからサブリースをしているのですが、オーナーが初期の設備投資や管理・運用をしなくてもADDressが行ってくれるので、建物の利用価値を高めながら安定した収入が見込めるというのも魅力の一つです。

 

28歳でIT企業に勤める筆者の友人は、館山に別荘を持っています。先日の飲み会でも、リモートワークの話題になり、今はまだ業務的に難しいがいずれは別荘で仕事をし、近くにあるシェアハウスも併用して多拠点生活にしていきたいと話していました。

 

2019年4月から始まった新しい取り組みではありますが、ADDressのサイトには「応援する人たち」としてそうそうたる名前が連なっています。上田祐司氏(株式会社ガイアックス 代表執行役社長)、高木新平氏(株式会社ニューピース 代表取締役)、吉里裕也氏(R不動産株式会社 代表取締役社長)、佐々木俊尚氏(IT ジャーナリスト)、家入一真氏 (株式会社CAMPFIRE 代表取締役)など、IT業界の著名人の名前が並びます。

また、自治体との連携はもちろんのこと、法人会員として、認定NPO法人フローレンス、株式会社ガイアックス、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社、株式会社リクルート住まいカンパニー、株式会社CHINTAIなどの記載もありました。

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最後に

オンラインとオフライン、消費者ニーズと自治体の課題を掛け合わせた新しいサービスモデル。空き家問題解決の一助として、ぜひ知っておいて損はありません。

 

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