梅雨に気をつけたいペットの体調管理!かかりやすい病気や便利グッズもご紹介

梅雨に気をつけたいペットの体調管理!かかりやすい病気や便利グッズもご紹介

梅雨に気をつけたいペットの体調管理!かかりやすい病気や便利グッズもご紹介

雨の日が多くなり湿度が高くなる梅雨は、いつもより過ごしづらく不便なことが多いですよね。

こういった梅雨の時期のストレスはペットも同じで、犬や猫にとっても、梅雨の時期がもたらす病気があるのです。

そこで今回は、梅雨の時期に気をつけたいペットの病気とともに、体調管理方法や便利グッズを解説します。

大切な家族であるペットのために、私たちができることを知っておきましょう。

 

梅雨の時期に注意したい病気はなに?

ペットたちは自ら体調不良を伝えたり、予防したりすることができません。

そこで日頃から注意深く、少しの変化にも敏感に気づくことが重要になります。

とくに梅雨の時期に起こりやすいトラブルを知って、これからの梅雨に備えましょう。

 

  • 下痢や食中毒

梅雨の時期で雨の日が続くことによって、普段より散歩の頻度が減ったり時間が短くなったりし、運動不足やストレスを溜めやすくなります。

これらの環境の変化や運動量の減少が、下痢の原因になってしまうのです。

また、湿気が多い時期なので、水入れにカビが発生したりフードがすぐに傷んだりと、衛生管理がしづらいことで食中毒になってしまうケースもあります。

梅雨の時期はとくに、愛犬や愛猫の口に入るものに注意が必要です。

 

  • 外耳炎

梅雨の時期にペットの耳が赤くなったり耳をよく掻いていたりしたら、外耳炎を疑いましょう。

耳の中には常在菌がいるのですが、梅雨になると湿気が原因で異常繁殖を起こすことがあります。

とくに、耳が長く垂れ下がっていたり、毛量が多かったりするペットは耳の中に湿気が溜まりやすく、外耳炎になる可能性が高いです。

梅雨の時期はいつもより、ペットの耳を観察するようにしましょう。

 

  • ノミやマダニによる皮膚のトラブル

湿気が多くなると皮膚のバリア機能や免疫が低下し、皮膚の細菌が増えやすくなり、赤いブツブツや湿疹など皮膚の炎症を引き起こします。

さらに、気温も上がってくるとアレルギー性皮膚疾患があるペットは、とくに痒みが強くなることも。

よく掻いてしまうことで皮膚を余計に傷つけたり、痒みがストレスになったりするペットも多いので、アレルギーやアトピーがある場合は注意しましょう。

 

病気の予防法や病院にかかるべきタイミング

病気の予防法や病院にかかるべきタイミング

神経質だったりストレスに敏感だったりするペットは、病気やトラブルが起きることによって、さらにそれがストレスに繋がってしまうことも。

このように悪循環が続いてしまうので、病気やトラブルは予防が重要になります。

 

  • こまめな掃除と洗濯をする

梅雨はカビやダニが増加しやすいので、こまめに掃除機をかけたりペットがよく利用しているベッドやタオルを洗濯したりしましょう。

よく遊んでいるぬいぐるみやおもちゃがある場合は、よだれがついていることが多く、梅雨の時期はとくに不衛生になるので洗ってあげてくださいね。

また、水入れやエサ入れを毎日洗うようにし、食中毒を防ぎましょう。

とくに猫は、置きエサにして少しずつ食べることが多いです。

湿気で衛生状態が悪くなりやすいので、エサもこまめに取り換えるようにしてくださいね。

 

  • 室内で遊ぶ

散歩がしづらい梅雨の時期は、できるだけ室内でも遊んであげるようにしてください。

先ほどもお話ししたとおり、ペットは運動不足になりやすくストレスも貯まりやすくなっています。

散歩よりも運動量は少なくなりますが、一緒に遊んであげることが重要です。

また、雨が降っていて外に出られないときは、部屋の窓を少し開けて外の風を入れることがおすすめですよ。

外の匂いや音などがペットの刺激になり、良い気分転換になります。

 

  • お風呂で皮膚をチェックする

梅雨の時期にお風呂に入れる際には、いつもより皮膚の状態をよくチェックしましょう。

ペットの様子に変化がなくても、炎症に気づくことで、早めに動物病院に連れて行けます。

また、お風呂から出たらタオルで拭いて終わりにするのではなく、きちんとドライヤーをしてください。

湿気を取り除くだけでも、皮膚の病気やトラブルの予防になりますよ。

 

  • 病院にかかるべきタイミング

ペットの体調の変化に気づいて、かかるべきタイミングで病院に連れ行くことは、ペットの健康を守るためにも重要です。

ペットが下痢をしている場合は、便の状態に注目してください。

便が水のようにゆるかったり血が混じったりしている、便の臭いが強く、吐くことがある場合は動物病院に連れて行きましょう。

そのときは、便を吸い取らせたシーツなども持って行くと、正確に診断できるようです。

また、外耳炎が疑われる症状が出ていたら、すぐに動物病院を受診しましょう。

病院で耳垢を検査した後、内服薬が貰えます。

どの病気やトラブルでも、ペットが普段と様子が違っていたり元気がなかったりする場合は、獣医に見てもらってください。

もしかすると梅雨の時期に関係なく、他の病気を発症していることも考えられます。

普段からペットの様子や行動に、注意して見てあげてくださいね。

 

梅雨時期を乗り越えるための便利グッズの6選

梅雨時期を乗り越えるための便利グッズの6選

これから始まるジメジメした梅雨の時期を乗り越えるために、役立つ便利グッズから最新グッズをご紹介します。

ぜひ参考にしてください。

 

  • 雨の散歩に役立つレインコート

やはり雨の日が多い梅雨の散歩に、レインコートは欠かせません。

ペットが嫌がったとしても簡単に着せられるので、パッと散歩に出かけられます。

また、ポンチョタイプやフルカバータイプ、Tシャツタイプなど、さまざまタイプがあるので、ペットに合ったものを選んでくださいね。

 

  • ノミ取りシャンプー

ノミは皮膚の炎症を引き起こし、体毛の奥に入り込むとなかなか見つけられません。

そこで、ノミ取りシャンプーで駆除しましょう。

ただし、ペットによって合うものや合わないものがあるので、動物病院で相談してから使用することをおすすめします。

 

  • ペット用耳洗浄液

外耳炎の予防も期待できるペット用耳洗浄液は、耳を清潔に保つのに役立ちます。

とくに耳の通気性が悪いペットは耳掃除の専用グッズを使用して、耳のトラブルを防ぎましょう。

しかし、毎日洗浄すると自浄作用を損ねて、かえって悪影響になることも。

耳の状態を確認しながら使用してください。

 

  • ペットドライヤー

お風呂上りはドライヤーをして、しっかりと乾かしてあげることが大切です。

しかし、人用のドライヤーではペットにとって、音が大きすぎたり温度が高すぎたりすることがあります。

そのため、ペットドライヤーを使用しましょう。

ペットの大きさに合わせて、風量や温度調整、使用時の音の大きさを確認し、選んでくださいね。

 

  • 密閉フードストッカー

梅雨の時期はペットフードの保管方法にも気を配りましょう。

湿気でフードが傷みやすいので、密閉タイプのフードストッカーでペットフードを長持ちさせましょう。

湿気の他に臭いも抑えてくれますよ。

 

  • ペットカメラ

最近では、外出中にペットの様子を見られるペットカメラもあります。

小型のものが多いので、インテリアの邪魔になったりスペースを取ったりすることもなく、利用する人も増えています。

実際に外出先でペットが何をしているのか確認できるので、室内で危険なことをしていないか確かめたり、熱中症で倒れているところをすぐに発見できたりと、設置しておけばお留守番中も安心できるでしょう。

さらに、スマホアプリと連動しておやつを与えられるカメラもあるので、外出先でもペットとコミュニケーションが取れます。

 

まとめ

梅雨のジメジメした時期は人間だけではなく、ペットにとってもストレスになります。

また、発症しやすい病気やトラブルもあるので、注意しましょう。

今回ご紹介した便利グッズなどを使って、ペットの健康を守ってあげてくださいね。

 

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