ペット相談可の賃貸物件に引っ越ししたい!何を基準にお部屋を探せばいいの?

春から生活環境が変わるために、新居への引っ越しを検討している方もいるでしょう。

3月や4月頃の入居を考えているなら、この時期からお部屋探しを始める方も少なくありません。

今回は、ペットと賃貸物件についてのお話です。

愛するペットとの引っ越しや、引っ越し先で新しくペットを飼ってみたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧くださいね!

 

ペット可賃貸物件の探し方

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賃貸物件のお部屋探しの条件でよく耳にする「ペット可」の物件とは、あくまで一般的な賃貸物件です。

ペットと暮らす方のための特別な物件ではありません。

オーナーさんまたは不動産会社に、ペットとの入居を相談できる物件を意味しています。

近年のペットブームにより、「ペット相談可」は人気のこだわり条件ともいえるでしょう。

しかし、全体の物件数に比べてまだまだ少ないのが現状です。

そのため、希望する条件の物件を探せないケースもあります。

新居に引っ越す際、「愛犬や愛猫を連れていきたい」「新しい家でペットと暮らしてみたい」と考えたら、何を基準に物件を探せばいいのでしょうか。

 

<希望条件に明確な優先順位をつける>

まずは、お部屋の希望条件に順位をつけましょう。

愛犬や愛猫と暮らせるお部屋に住みたいなら、優先順位の1番目に「ペット相談可」をあげます。

これだけでも、住めるお部屋をしぼりこめます。

次に希望する条件は何でしょう。

家賃、部屋の広さ、間取り、駅からの距離など…。

住みたいお部屋の理想をあげればキリがありません。

欲をいえば「それぞれの条件をほどよくクリアしている物件がいい」と考えますよね。

しかし、ペット可の物件はそう多くはありません。

条件をあれこれ詰め込むと、新居を探せなくなります。

そのため、希望するお部屋の条件に明確な順位をつけましょう。

頭の中で考えるのではなく、実際に紙に書き出して整理するといいですよ。

インターネットなどの物件検索機能を使う際は、自分で決めた優先順位に従って検索するとスムーズにいきます。

それでも、ペット可の条件で絞り込むと、なかなかお部屋が見つからないなんてことも…。

駅からの距離や築年数は人気条件です。

同時にこのような条件を設けると、見つけにくいかもしれません。

そのときは、優先順位の中でも絶対に外せない条件を明確にして探してみましょう。

少し不便な生活に思えても、愛するペットと一緒ならすてきな暮らしができるかもしれませんよ。

 

<不動産の閑散期を狙う>

不動産会社には、繁忙期と閑散期があります。

一般に、繁忙期は1月~3月頃。

閑散期は7月~8月頃です。

冒頭でも述べたようにペット可の物件とは、オーナーさんや不動産会社とペットとの入居条件を相談できる物件のことです。

相談できる時間が十分にある閑散期を狙えば、余裕をもって対応してもらえます。

そのため、急ぎの引っ越しでなければ、閑散期に不動産会社を訪ねるとよいでしょう。

 

<ペットに合わせたお部屋探しを意識する>

ペットと幸せに暮らせるお部屋を探せるかどうか。

その最終的なコツは、なんといってもペットにとってよい条件となるお部屋を探せるかどうかです。

たとえば、私たち人間にとって嬉しい条件に、このようなものがあげられます。

 

  • 駅やお店が近くにある
  • 内装がオシャレ
  • 狭くても収納スペースが多くある

 

しかし、犬や猫などにとってはどうでしょうか。

上の条件よりも、こちらの条件の方が嬉しいかもしれません。

 

  • 動物病院や公園が近くにある
  • あまり装飾の施されていないシンプルで快適な室内
  • 窮屈に感じない程度の広さが確保されたお部屋

 

ペットファーストの基準で物件を探してみると、愛犬や愛猫との幸せな暮らしが実現できるかもしれませんよ。

また、人間にとって嬉しい基準を条件から外すと、お部屋が見つかりやすくなる効果も期待できます。

 

いえらぶでは、ペット可の賃貸物件を検索できます。

さっそくチェックしてみましょう!

 

ペット可の賃貸物件を探す上でチェックしておきたいポイント

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先ほど、ペット優先の意識で物件を探すとよいと説明しました。

ここでは、具体的にどのような条件がペットにとって暮らしやすいお部屋となるのかご紹介しますね。

お部屋探しの必須条件とまでは言えなくても、ペットにとってどんな環境が住みやすい家となるのかチェックしておいて損はありませんよ。

 

<周辺環境>

  • 動物病院が近くにある

犬や猫、その他のペットにも共通するポイントがこちらです。

ケガや病気、ワクチン接種でお世話になる動物病院が近くにあること。

もしものための機関が近くにあると、暮らしの安心感が変わります。

 

  • 安全な散歩コースがある

安全な散歩コースの有無は、犬と暮らしている方ならチェックしておきたい周辺環境です。

犬の立ち入りが禁止されていない公園の有無でもよいでしょう。

犬にとって安全な道とは、交通量の多くない道です。

とくに、ガードレールのない狭い道にもかかわらず、車がよく通る場所は危険です。

散歩はほぼ毎日しますから、安全な散歩コースが身近にあるかはチェックしておきたいポイントといえるでしょう。

 

<室内環境>

  • ペットの住む空間に広さがある

犬や猫などのペットと暮らす際、室内で飼う方は多いと思います。

そのため、ペットが日々を過ごすメインの部屋は広めにとられている間取りだとよいでしょう。

ケージやトイレを置くスぺ―スはもちろん、食事や睡眠をとるスペースも含まれます。

 

  • 玄関と部屋の間にドアがある

室内で飼っていても、何かの拍子で事件や事故に巻き込まれる危険性はあります。

その可能性を低くするのが、ドアの役割です。

興奮したペットが玄関から飛び出さないよう、生活空間と玄関の間にドアがあると安心です。

 

  • 低層階を選ぶ

これはとくに猫の飼い主さんにチェックしてほしいポイントです。

窓際でのんびり過ごす猫は可愛いですよね。

そんな猫が万が一窓から落ちてしまったら…。

高層階であれば取り返しのつかない事態になるかもしれません。

人間にとって高層階の賃貸物件は憧れですが、ペットと暮らすのであれば低層階がおすすめです。

ペットとお出かけをする際にも、移動を考えると低層階の方が楽というメリットがあります。

また、1階であれば、下の階の住人に騒音の迷惑をかけなくて済みます。

同じような物件であれば、より低層階のお部屋を選ぶといいかもしれません。

 

<オーナーさん>

オーナーさんがペット好きかどうかもチェックしておきたいポイントといえます。

ペット可の物件には、「オーナーさんがペット好きで快く認めている場合」と「入居者がこないからペット可の条件を後付けした場合」があります。

前者であれば、ペットに対して理解のあるオーナーさんが多いでしょう。

オーナーさん自身がペットを飼っているケースも珍しくありません。

そのため、互いの愛犬や愛猫の話をして仲良くなったり、トラブルが起こったときに相談に乗ってくれたりする可能性もあります。

しかし、後者であれば理解を得られないケースもあるので、注意が必要です。

 

わおんはペットと暮らせる福祉施設

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わおんは、人間と動物の福祉の実現をめざす障がい者グループホームです。

殺処分されそうになっている保護犬や保護猫をグループホームに迎え入れ、障がい者の方々と一緒に暮らしています。

「一人暮らしをするのは少し不安」

「自分らしく生活をして、自立を目指したい」

「ペットと暮らしたいけど、ひとりでお世話できるか不安」

「犬や猫の癒し効果を感じながら生活したい」

このように考えている障がい者の方は、わおんで暮らしてみませんか?

 

まとめ

ペットと幸せな暮らしを送りたいなら、ペットにとって好条件となるお部屋を見つけてみましょう。

ペット基準で条件を考えると、お部屋探しの軸が安定し、住みやすい物件を探しやすくなるかもしれませんよ。

ペット可賃貸物件も紹介しておりますので、ご確認くださいませ。

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