保護犬・保護猫カフェの魅力やカフェでの注意点をまとめました!

猫カフェ

 

ペットブームといわれている日本では、動物の癒しを求める方々も増えてきて、動物とふれあえるお店の需要が伸びてきています。

少し前までは猫カフェやドッグカフェなどが有名でした。

しかし最近では、犬や猫に限らずフクロウやカワウソ、ハリネズミといった少し珍しい動物とふれあえるお店も増えてきましたよね。

その中でも、今回は保護犬・保護猫とふれあえるカフェについてお話したいと思います。

魅力がたくさんつまっている保護犬・保護猫カフェ。

まだ行ったことない方は必見ですよ!

 

保護犬・保護猫カフェとは?ドッグカフェとはどう違う?

 

<保護犬・保護猫カフェについて>

 

まずは、保護犬・保護猫カフェがどのようなお店なのか説明します。

保護犬・保護猫カフェは、「犬カフェ」「猫カフェ」といわれるお店の中のひとつです。

犬カフェは、お店でお世話されている犬がいて、その犬たちとのふれあいを楽しみながらお茶をする空間です。

猫カフェは、その猫バージョンになります。

ペットを飼えない人でも、犬や猫の癒しを体験できる空間として人気があります。

保護犬・保護猫カフェは、お店にいるのが保健所から引き取られ保護された犬や猫たちであるカフェのこと。

保護犬・保護猫カフェが通常の犬・猫カフェと異なる点は、お店にいる犬や猫を引き取れることにあります。

これは、保護犬・保護猫の「譲渡」と呼ばれています。

行き場のない保護犬や保護猫は一時的にお店で暮らしており、訪れた客の中にペットとして迎え入れたい方がいたら譲り渡すシステムです。

飼い主希望者は、譲渡会などよりも気楽な雰囲気の中、何度かふれあって仲良くなってから引き取るかどうか決められますよ。

カフェに訪れたからといって、必ず引き取らなければならないわけではありません。

「保護犬を家に迎え入れる覚悟はないけど、行っても大丈夫なのかな?」と不安に思っている方は、勇気を出して足を運んでみましょう!

かわいい犬や猫たちに癒やされますよ。

カフェのシステムは、時間制かワンドリンクオーダー制であることがほとんどです。

時間制は、最初に1時間あたり1,000円といった入場料を支払い、時間を延長するごとに追加料金がかかるシステム。

ワンドリンクオーダー制は、カフェで提供されている飲み物を注文すると動物たちとふれあえるシステム。

店内の込み具合にもよりますが、時間制限なく楽しめるカフェも多いですよ。

 

<犬カフェとドッグカフェの違いとは?>

 

犬に関するカフェといえば、「ドッグカフェ」も耳にしたことがありませんか?

犬カフェとドッグカフェ。

どちらも「犬がいるカフェ」であることに違いはありません。

違いとしては、犬カフェがお店にいる犬とふれあえるシステムなのに対し、ドッグカフェは飼い犬を連れていけるカフェです。

しかし犬カフェでも、飼い犬を連れて入店OKなお店もあります。

また、ドッグカフェにも看板犬のような犬が店内にいることもあります。

動物カフェはお店ごとにさまざまなスタイルがあるため、厳密に分けることはできないのですね。

気になっている動物カフェがあれば、そのお店が「店内の動物たちとふれあえますよ!」というカフェなのか、「ペットを連れて入店してもいいですよ!」というカフェなのか調べておきましょう。

 

保護犬・保護猫カフェの魅力

 

保護犬・保護猫カフェがどのような場所かわかったところで、カフェの魅力をご紹介します!

 

・新しい家族として迎え入れるチャンスがある

犬・猫カフェの中でも、保護された犬や猫の譲渡を目的としてカフェを開いているお店も珍しくありません。

そのようなお店では、気に入った子や相性のよい子の里親を希望することもできます。

お店側が「この方なら責任をもってお世話してくれそうだ」と判断したら、譲渡が決まります。

判断の際には飼育経験や家族の承諾の有無、ペットOKな住まいかどうかなどを聞かれるので、答えられるように準備をしておきましょう。

里親を希望して譲渡が決まったら、正式な引き渡しの前にトライアル期間が設けられていることがほとんどです。

 

トライアル期間を一緒に過ごしてみて、ペット側と飼い主側に問題がなければ正式な譲渡となります。

保護犬や保護猫は、殺処分されるかもしれない命だった犬や猫たち。

その子たちを家族として迎え入れ、幸せな生活をさせてあげるのは、動物福祉の観点から意義のあることだといえますよ。

保護犬や保護猫の里親になるには、保健所や譲渡会からでもできます。

しかしカフェであれば、何回もふれあって相性や性格をじっくり確かめた上で、里親になるかどうか判断できます。

ペットと飼い主のマッチングミスを防げる観点からも、保護犬・保護猫カフェの存在意義は大きいものといえるでしょう。

 

・保護犬・保護猫への支援ができる

カフェに足を運んでお金を落とすことで、そこにいる犬や猫の保護活動を助けることにつながります。

保護犬・保護猫カフェは、殺処分されそうになっている犬や猫を助けようと取り組む団体が運営していることがほとんど。

動物愛護系のNPO法人や団体などですね。

 

そのためカフェを利用すると、その団体が行っている動物活動の手助けになります。

直接的に何か大きなことはできなくても間接的な支援ができるのは、動物好きの方にとっては嬉しいですよね。

カフェによっては、ドリンクやフードの提供の他に、グッズを販売しているところもあります。

団体のロゴが入ったハンカチだったり、お店にいる犬や猫のはがき写真だったりと種類もさまざま。

来店した際は、そのお店がどのような活動を行っているのか話を聞いたり、客として何か手助けになれることはないか質問したりするのも、楽しみ方のひとつでしょう。

 

・ペットを飼えない人でもふれあいを楽しめる

カフェの魅力は、なんといってもかわいい犬や猫から癒しをもらえること!

ペットNGの家だったり、家族に動物アレルギーの方がいたりして、ペットと暮らせない方もいますよね。

そのような方でもペットとのふれあいを楽しめる場所が犬・猫カフェです。

動物のもつ癒し効果はアニマルセラピーといわれ、科学的にも証明されています。

心のリフレッシュや休憩としてカフェに訪れると、幸せな時間味わえるでしょう。

 

・カフェとして楽しめる要素もあり

「動物とふれあえる」点に注目されがちですが、カフェとして楽しめる要素が多いことも、保護犬・保護猫カフェの特徴のひとつ。

カフェというだけあって、動物園とは違ったオシャレさがあります。

お店の内装が犬や猫をモチーフにしたものだったり、メニューにあるフードも可愛くデコレーションされていたりするのです。

犬の似顔絵が描かれたパンケーキに、猫の耳を再現したクリームが乗っているパフェなんて、食べるのがもったいなく感じてしまいますよね。

猫カフェマナー

 

保護犬・保護猫カフェでのマナーや注意点について

最後に、保護犬・保護猫カフェでのマナーや注意点をまとめました。

これから行こうと考えている方はチェックしておきましょう!

 

・無理にさわらない

保護犬・保護猫カフェにいる子たちの中には、心にトラウマを持っていたり、病気を抱えていたりする子もいます。

客の前に姿を見せられる状態なため、そこまで重症な子はいないと思いますが、そのような過去があるかもしれないと想像しておくのは大切です。

カフェにいる犬や猫は商品ではなく、命のあるペットたち。

思いやりの気持ちをもって接し、嫌がっていたら無理にさわらない気遣いをしましょう。

 

・カフェのルールを確認しておく

動物たちの安全を確保するために、年齢や持ち物に制限をしているお店もあります。

可能であれば、来店前にカフェのルールを確認しておきましょう。

また、「ふれあい」の基準もカフェによって異なることがあります。

犬や猫が放し飼いにされていて自由に触れるお店もあれば、ケージに入っている犬や猫は触れない場合もあります。

エサやりを体験できるかどうかもカフェによって異なるので、自分の希望に合う条件のお店か確認しておくと、スムーズで満足な時間を過ごせますよ。

 

まとめ

 

保護された犬や猫の譲渡の目的も兼ねて、カフェを開いている団体は珍しくありません。

このようなカフェに足を運ぶと、間接的に犬や猫の保護活動を支えられます。

犬や猫から癒しをもらいながら社会的活動にも参加できるなんて、魅力がいっぱいですよね。

来店する際はお店のルールに従い、動物に負担をかけずに楽しみましょう。

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