保健所や団体からペットを迎えたい!引き取りの流れや里親になる条件とは?

犬や猫などのペットを、保健所や愛護団体から引き取りたいと考える方は増えてきたのではないでしょうか?

保護犬や保護猫の里親になることは、殺処分されそうになっている命を助けることにつながります。

しかし街でよく見かけるペットショップと異なり、保健所や愛護団体となると見慣れない方も多いですよね。

そこで今回は、保健所や民間団体から犬や猫を引き取る方法をまとめてみました。

譲渡の流れや、引き取りに必要な条件、準備することなどを知りたい方はチェックしてみてくださいね!

保護犬や保護猫の特徴について

保護犬や保護猫の特徴について

保健所や団体で保護されている犬や猫たちは、飼い主から虐待を受けていたり、捨てられて怖い目に遭ったりした子たちが多くいます。

そのような子たちを引き取るには、「二度と悲しませない」という心の準備が必要です。

保護犬や保護猫には、このような特徴があげられます。

  • 年齢や病歴などの細かい情報がわからない可能性がある
  • 犬猫ともにミックス(雑種)が多い
  • 保護犬の多くは雑種の中型犬
  • 特定のものを怖がる、特定のものに興奮するなどの癖がある

すべての犬や猫にあてはまるわけではありませんが、保護犬や保護猫にはこのような特徴があることを理解しておきましょう。

 

ペットを迎える準備はOK?環境面や費用面をチェック!

 

保護犬や保護猫の引き取りを考える前に、まずはペットと暮らせる準備ができているか確認しましょう。

 

<環境面>

環境面としては、ペットOKな家かどうかです。

賃貸物件や集合住宅であれば、ペットOKな契約内容かどうか確かめましょう。

また、家族のなかにアレルギーをもっている方がいないかどうかも大切なチェックポイント。

ひとり暮らしの方なら、何かあったときに頼める相手がいるかどうかチェックしておきたいところです。

そして、保護犬や保護猫の引き取りは、室内で飼えることを条件としている場合も多いので、十分な部屋の広さを確保できるかも考えましょう。

 

<費用面>

ペットとの暮らしには、お世話するための時間や費用がかかります。

犬より費用がかからないといわれる猫でも、1頭につき年間9~15万円ほどかかります。

費用の内訳としては、このようになります。

  • 食事
  • ペットシーツ、猫砂
  • おもちゃ、キャットタワー
  • ワクチン接種
  • トリミング
  • ペット保険
  • 去勢、避妊
  • 病院

最低でも、これくらいの経済的負担がかかることを理解しましょう。

これに加えて、ペットホテルに預ける臨時の費用や、ペット専用の用具(ゲートや食器、首輪、キャリー、シャンプー)などの初期費用も必要です。

 

保護犬や保護猫を迎え入れる際は、心の準備はもちろん、環境面や費用面が整っているかどうかチェックしましょう。

保健所や民間団体からペットを迎え入れる流れについて

保健所や民間団体からペットを迎え入れる流れについて

 

ペットを迎え入れる準備が整ったら、実際に引き取りを検討してみましょう。

ここでは、保健所や動物愛護センター、民間の保護団体から犬や猫を引き取る流れをご紹介します。

 

<保健所や動物愛護センターから引き取る流れ>

①受付

犬や猫の状態によっては譲渡できない場合があるので、事前に電話などで確認しましょう。

事前連絡が取れたら開催日に会場へ足を運び、受付にて調査票の記入を済ませます。

②講習を受ける

内容は、ペットの飼育に関する基本的なことや法律についてなど。

講習は予約制となっていることがほとんどなので、事前の確認電話の際に講習の予約もしましょう。

③マッチング

犬や猫たちと対面して、引き取りたい子を見つけます。

自分の性格や生活と合っているか確かめて、気に入った子がいたら譲渡希望を申し込みます。

④譲渡決定

希望者が重ならなければ、譲渡が仮決定します。

そして、家庭訪問や飼育環境の確認などをおこなったあとに、正式な譲渡が決まります。

講習を受けたその日に引き取りが決まるケースは少ないでしょう。

後日、キャリーバッグなどを持参して引き取りの手続きをおこないます。

しかし、この判断も自治体によって異なるので、お住まいの地域の保健所や動物愛護センターに直接確認してみてくださいね。

 

<民間の団体から引き取る流れ>

①里親募集案内を確認

まずは、民間の保護団体が運営しているサイトから、譲渡会開催のおしらせや里親募集の案内を確認しましょう。

代表的な団体として「ライフボート友の会」「OMUSUBI」「ぽちとたま」などがあげられます。

②お気に入りの子を見つける

ウェブ上に、犬や猫たちの特徴が記載されたプロフィールが載っています。

その中からお気に入りの子を探しましょう。

「かわいい」だけを理由に見つけるのではなく、自分との相性や性格などを総合的に判断して引き取りたい子を決めます。

③応募

引き取りたい子が決定したら、アンケート用紙や申込書に必要事項を記入して応募しましょう。

ペットショップと異なり、一定の条件がないと引き取りの許可がおりません。

応募段階でさまざまな質問や、書類の提出を求められることがあります。

これは、飼育放棄や虐待などからペットたちを守るための大切な確認ですよ。

④トライアル

応募審査に通ったら、実際に犬や猫と対面して数週間一緒に過ごします。

この馴化期間で、ペットの性格がよりわかるようになるのです。

⑤譲渡決定

トライアル期間を終了し、問題がなければ正式に譲渡が決まります。

 

<譲渡会の流れ>

譲渡会を通して保護犬や保護猫を引き取る方法もあります。

譲渡会は複数の犬や猫とその保護主、そして里親希望者が集まるイベントです。

ウェブ上で探す方法と異なり、ふれあえる環境で家族に迎え入れたい子を決められるのがポイント。

お住まいの地域で譲渡会が開催されているなら、足を運んでみるとよいでしょう。

譲渡会の流れはこちらです。

①受付

譲渡会の会場に入る際、受付でアンケートを記入します。

家族構成や居住環境など、比較的簡単なものです。

②お気に入りの子を探す

気になる子がいたら、その子の性格や体質などを保護主さんから教えてもらいます。

なかには、直接抱っこさせてもらえる場合もあるので、気になることがあればいろいろと聞きましょう。

③申込書の記入

条件に問題がなければ、里親の申込書を記入します。

同時に、スタッフから費用やトライアルについての説明などを受けて、譲渡会の一日は終了です。

トライアル期間以降の流れは、先ほどの民間団体から引き取る流れと同じです。

 

※新型コロナウイルス感染防止のため、譲渡会のイベントなどにつきましては事前予約制となっている場合がございます。くわしくは自治体や団体のHPでご確認ください。

里親になれる条件と引き取り時に持参するものとは?

里親になれる条件と引き取り時に持参するものとは?

 

犬や猫を引き取りたいと思ったら、まずは条件をチェックしましょう。

里親になれる条件にはなにがあるのか。

そして、引き取り時に持っていくものは何があるかまとめました。

 

<保健所や団体から犬や猫を引き取るための条件>

  • 原則として譲渡する保健所のある地域に住んでいる方
  • 18(20)歳以上
  • 60(65)歳以上の方は、万一犬を飼養できなくなった時の犬の預け先が確保できる方
  • 家族全員の同意が得られている方
  • 適正、終生飼養できる方・不妊・去勢手術またはこれに代わる確実な繁殖制限措置をおこなえる方 (保健所によっては、去勢済みの犬や猫のみ譲渡する場合もあります)
  • ペット可の住居に住んでいる方
  • 譲渡前後の訪問調査、指導を受けられる方

他にも、家族の中にペットアレルギーを持っていない方や、マイクロチップの登録をおこなえる方などを条件としている自治体や団体もあります。

また、自治体や団体は、譲渡後も「しつけ方教室」や「飼育相談」などの追跡調査をおこなっています。

調査は、犬や猫たちが里親の元できちんとお世話されながら暮らしているか調べるために大切なものです。

そのため、それらの調査を受けられる方でなければ、譲渡はできないとしている自治体・団体も多いのですよ。

 

<引き取り時に持っていくもの>

  • 印鑑
  • 身分証明書(運転免許証など)
  • ペットを連れて帰るために必要なもの(首輪、リード、キャリーケースなど)
  • 集合住宅や借家にお住まいの方:ペットが飼えることがわかる管理規約や契約書など

 

他にも、ペットをお世話できる収入があるかどうか確認するために、所得証明書の提出を求める場合もあります。

また、民間団体の場合は数万円程度の譲渡費用がかかるケースもあるので、事前に確認しましょう。

保健所や動物愛護センターなど自治体の機関であれば、ほとんどが数千円で済みます。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

今回は、保健所や団体からペットを迎え入れる流れや条件をご紹介しました。

施設にいる犬や猫は、引き取り手が見つからなければ殺処分されてしまいます。

そのため、二度と捨て犬(猫)や迷子犬(猫)にならないために、保護犬や保護猫の引き取りには厳しい条件がもうけられています。

しかし、これはどんなペットを迎え入れるうえでも大切な条件だと思います。

ペットはおもちゃではなく、一緒に暮らす家族です。

覚悟をもって引き取りましょう。

里親になりたいと考えている方に「この子となら、一生一緒に暮らしたい」と思えるステキな出会いが訪れますように…。

 

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