ペットと室内で楽しく遊ぼう!おすすめの遊び方をご紹介

雨が降っていたり風が強かったりすると、ついつい散歩が億劫になってしまうことはありませんか?

そのためジメジメとした天気が続く梅雨の時期は、ペットの散歩の頻度も少なくなります。

そんなときはペットと室内でできる遊びがおすすめです。

家にあるもので簡単にでき、ペットの運動不足も解消できます。

この記事では、ペットの運動不足が引き起こすリスクや室内での遊び方、遊ぶときの注意点をご紹介します。

家で過ごす時間が増えているこの機会に、ペットとうまく室内で遊んでみましょう!

 

気をつけたい運動不足のリスク

気をつけたい運動不足のリスク
人間が運動不足になると病気にかかりやすくなるように、ペットの運動不足もさまざまなリスクを引き起こします。

ペットはもともと外で生活していた生き物なので、「あまり運動をしていないからフードの量を減らす」といったことでは、なかなかリスクの解決になりません。

ここでは、ペットにとって運動不足がどのようなリスクを引き起こすのか見ていきましょう。

 

<筋力の低下>

運動不足のリスクとしてまずあげられるのが、筋力の低下です。

筋力が低下すると、関節が動かしにくくなったり関節が痛んだりします。

関節の周りにつく筋肉はクッションの役割を持ち、関節がスムーズに動くようにサポートしています。

そのため、運動不足によってその筋肉が減ってしまうと、ペットの体を支える力に影響してしまうのです。

ペットも関節の違和感のせいであまり動かなくなり、さらに筋力の低下が進んでしまいます。

足腰が弱まりヘルニアになる可能性もあるので、適度な運動が必要です。

<肥満の可能性>

運動不足により筋肉が減少すると、基礎代謝が下がってしまいます。

基礎代謝が低下すると消費されるエネルギーも減り、脂肪が燃焼されない体に変化します。

次第に肥満体型に近づき、糖尿病や肝臓機能の低下、心臓への負担や関節の痛みなど、他の病気に繋がってしまいます。

<ストレスの増加>

散歩の回数が減り運動不足になると、ペットのストレスが増加するかもしれません。

ペットの種類によりますが、犬などは運動好きな動物なので、運動不足でストレスを溜めこんでしまうでしょう。

ペットがストレスを溜め込むと、「吠える・噛むなどといった攻撃性が増す」「トイレをうまくできない」「食欲や元気がなくなる」といった症状が見られます。

飼い主としても、ペットの様子がいつもと違うので不安を感じてしまうかもしれません。

もしかすると、運動不足によって病気にかかっている場合も考えられます。

ペットの様子を観察し、ささいな変化も気づいてあげることが大切です。

 

室内でペットと遊ぼう

室内でペットと遊ぼう
ペットの健康のためには、適度な運動が欠かせません。

しかし、天気が悪かったり散歩に連れてく時間が取れなかったりすることもあるでしょう。

そんなときは、室内で遊ぶのがおすすめです。

室内で簡単にできる遊び方をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

<レトリーブ・引っ張り合いゲーム>

おもちゃやブーメランなどを投げて、ペットに取ってきてもらう遊びをレトリーブと言います。

レトリーブは一般的な遊びで、よく公園などで見かける方も多いのではないでしょうか?

レトリーブは、ペットたちの運動不足解消やストレス発散になるのでおすすめです。

しかし、それなりに広いスペースを確保する必要があるので、「室内でやるのは難しい」と感じる方もいるでしょう。

そこで、レトリーブが難しい場合は、引っ張り合いゲームがおすすめです。

引っ張り合いゲームでは、ペットの前でおもちゃを動かし興味を持たせ、しっかりと咥えさせたうえで引っ張ります。

飼い主とペットで引っ張り合うことでコミュニケーションになり、また、ペットの筋力向上としても期待できますよ。

<じゃらし遊び>

棒の先にひもをつけ、おもちゃを結びつけます。

それをペットの前で動かし、ペットの興味を引いてみましょう。

ペットが追いかけだしたらだんだんと大きく動かし、狩猟本能を刺激してください。

充分なスペースがあるなら、ペットを部屋の隅から隅まで走らせるのもよいでしょう。

じゃらし遊びは、ジャンプなどの大きな動きが多いので、足腰に負担がかからないように注意が必要です。

<知育玩具>

知育玩具とはフードやおやつを中に隠し、ペットが宝さがしのような感覚で遊べるおもちゃのこと。

中にはいっているフードやおやつを出すには、押したり転がしたりする必要があるので、ペットたちも「どうやったら出てくるんだろう?」と頭を使って遊べます。

また知育玩具はペットだけででき、広いスペースを必要としないので、近所迷惑になりにくいのも魅力です。

フードやおやつを出そうと嗅覚を刺激できるので、年齢により運動量が減ったペットにおすすめです。

遊ぶときの注意点とは

遊ぶときの注意点とは
室内遊びは簡単にできるものが多いので、ペットが楽しそうにしているとついつい夢中になり、遊ばせすぎてしまうかもしれません。

室内遊びで運動不足が解消できるのはいいことですが、いくつか注意点があります。

ここでは、室内で遊ぶときに注意したいポイントについてご紹介します。

ご紹介するポイントを確認しながら、ペットと楽しい時間を過ごしてくださいね。

 

<遊ぶ環境は適切かどうか>

室内で遊ぶときは、ペットにとって遊びやすい環境かどうか確認しましょう。

とくに床がフローリングであれば、遊んでいる最中にペットが滑ってしまい、思わぬ事故につながることも。

滑りやすいフローリングの上を走り回っていると、ペットの足腰の負担になり、脱臼や股関節形成不全、間接の病気を引き起す可能性もあるでしょう。

ペットと室内で遊ぶなら、滑らないようにカーペットを敷くなど、工夫が必要です。

<おやつを与えすぎていないか>

おやつを使った遊びをしていると、知らず知らずのうちに与えすぎているかもしれません。

おやつをあげすぎると、かえって健康を損ねたり、フードを食べなくなったりすることもあります。

室内でおやつを使った遊びをするときは、おやつの与えすぎに注意です。

1日に取る食事量の1割以下にとどめ、初めから与えてもよい量をわけておくといいでしょう。

<誤飲する危険性があるものを使用していないか>

あまりにも遊んで興奮していると、おもちゃを誤って飲み込んでしまうことも。

小さいおもちゃを使っていると飼い主も飲み込んだことに気づかず、最悪の場合、手術で取り出さなければなりません。

また、遊んでいる途中でおもちゃが壊れ、ケガがしやすくなる可能性もあります。

飲み込みやすいもの・壊れやすいものは、あらかじめ使わないように収納し、安全な状態で遊びましょう。

<ながら遊びをしていないか>

テレビやスマホを見ながらペットと遊ぶ方もいますが、危険なのでやめましょう。

ながら遊びをしているとペットとコミュニケーションが取りづらく、事故やケガに繋がる恐れもあります。

<遊ばせすぎていないか>

ペットが遊びに夢中になると、興奮しすぎてしまう場合があります。

遊ぶときは適度に休憩をはさみ、さまざまな遊びを経験させてください。

またペットの体調にも気を配り、運動量や時間を調整し、負担になりすぎないように注意しましょう。

まとめ

ペットの散歩が難しい場合は、室内遊びがおすすめです。

ペットの運動不足は筋力の低下や肥満など、他の合併症を引き起こす可能性もあります。

ペットがストレスを感じずに快適に暮らせるように、室内遊びで楽しい時間を作ってあげましょう。

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